2017年2月4日
ずぅっとずぅっとあなたの美容師でいさせてください!
テーマ:タイガーブログ
今日、以前勤務していたお店のお客様がCOLZAにご来店くださいました。
私が担当をしていたお客様ではなかったので、びっくりしたのと、嬉しい気持ちでご予約をお取りいたしました。
このお客様のおばあちゃまを担当させて頂いていて、夏前にカットパーマをして、しかも、お寿司ご馳走してくださいました!
二人で出前のにぎりを頂きながら、
今度からはこうやってお昼一緒に食べような!
そう言ってくださいました。
やったぁー!(๑╹ω╹๑ )(๑╹ω╹๑ )(๑╹ω╹๑ )
出前してくれるところのチラシをこっそり捨てないで保管したりして(。 ゝ艸・)
このお客様は、御歳90歳。
こんな出来事がありました。
いつもご指名下さっていたのに、ある日の予約はご指名無しのフリーでの予約。
私はこの日、そのお客様に対して何かお気に召さない事をしでかしたんだなっと…
ご予約が入った日から実は落ち込んでいました。
何をしてしまったのかな?
パーマが緩かったのかな?
何か変な事いっちゃったかな?
…なんて。
ご来店の日、私はそのお客様にご挨拶をし、
別のスタイリストにお仕事をして頂きました。
ポーカーフェイスポーカーフェイス。
笑顔笑顔笑顔(*゚v゚*)(*゚v゚*)(*゚v゚*)
おかえりの時、少し御御足が不自由でしたので、さっと手を出すと、
結構!
っと言って手を離されました。
どうしていいかわからずに、ただその日は静かに帰られる後ろ姿を見送らせて頂きました。
そして、3ヶ月後、そのお客様は私をまたご指名してくださいました。
嬉しくて、朝からワクワクして、お客様のご来店をお待ちしておりました。
そして、ご来店。
いらっしゃいませ(*゚v゚*)ご来店楽しみにしてました!💗
そう申し上げると、
この前はなんで、してくれへんかったんや?
あっ、申し訳ございません。ご指名してくださってなかったみたいでしたので、他の者にお願いさせてもらいました。
そう答えた私。
そのお客様はこうおっしゃいました。
あんたたちの予約の取り方が悪かったんかもしらん。うちが指名を伝えなかったのかもしれん。
何かあってのことやったんやろう。
そやけどな、あんた、みずくさないか?
私はな、何にも言わんと、ここまでお世話になってきた人を邪険にするようなそんな付き合いを誰ともしたこと無い!
あんたが嫌になった時ははっきりそう言わしてもらいます。
それをあんたはなんなんや?何にも言わんと黙って前を通り過ぎて、なんぼなんでも、水臭い話ちゃうか?
こんな年寄り触るのも嫌か?
そう、おっしゃいました。
30年近くこの仕事を携わってきたのに、本当に恥ずかしく、自分の未熟さを思い知りました。
そして、改めて、思い込みという怖さと、また、自分の勘違いからこんなにも人を傷つけてしまったことに、また、自分が傷つくのを1番恐れている自分自身に、
めちゃくちゃ恥ずかしく情けない気持ちになった事を思い出します。
今日はその方のお孫さんがご来店くださいました。
上田さん、おばあちゃん、亡くなったんよ!
私に人として大切な事を教えてくださる方でした。
粋で、おしゃれで、シャレの通じる、素敵な人生の大先輩でした。
ありがとうございましたとちゃんとあの日、伝えられていただろうか?
そんな事を思うと涙が出てきます。
私がいつか天国に行ったら、また、細かいロッドでクリクリパーマをかけて、お昼はお寿司奢ってもらおうっと!╰(*´︶`*)╯♡